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辻村深月 盲目的な恋と友情【感想】

 

盲目的な恋と友情

この作品は、タイトル通り

盲目的な恋、盲目的な友情の

2つを描いた物語です。

 

 

恋は盲目とはよく言いますが、

盲目的な友情というのは

あまり聞くことがないですし、

描かれることもありません。

 

この作品は、

それぞれ「恋」、「友情」に

人生の歯車を狂わされていく

2人の女性の物語です。

 

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あらすじ

背表紙より、

 

タカラジェンヌのの母を持つ

一瀬蘭花は自身の美貌に無自覚で、

恋もまだ知らなかった。

だが、大学のオーケストラに

指揮者として迎えられた茂実星近が、

彼女の人生を一変させる。

茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、

やがて彼の裏切りを知る。

五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。

蘭花の友人・留利絵の目から

その歳月を見つめたとき、

また別の真実がー。

男女の、そして女友達の

妄執を書ききる長編。

 

内容は大きく、

一瀬蘭花の盲目的な恋の話、

留利絵の盲目的な友情の話に分かれます。

 

主要人物

一瀬蘭花

タカラジェンヌの母を持つ

容姿端麗なお嬢様。

自身の容姿の良さには

気づいておらず、

恋愛経験もなかったが、

大学のオーケストラに招かれた

茂実と出会い、恋に溺れていく。

 

茂実星近

指揮者として日本と海外を

行ったり来たりする中、

蘭花の大学のオーケストラに招かれた

美形の指揮者。

容姿もよく、音楽でも成功していて

完璧に思われていたが、あることがきっかけで

人生は転落の一途をたどる。

 

菜々子

茂実の師匠、室井の妻。

茂実が学生だったころから

夫婦で面倒を見ているが

彼女には大きな秘密が....。

 

美波

蘭花の大学のオケの同級生で親友。

周りとは違い恋には積極的で

桶でできた人脈を駆使して

学年学部を問わず

合コンを繰り返している。

無神経である意味女性らしい性格。

 

留利絵

もう1人のヒロイン。

高い慎重に猫背、ニキビの多い肌など

身なりにコンプレックスを持っている。

自分とは違った魅力を持つ蘭花

強い憧れを持つが、

その感情が少しずつ執着に変わっていく。

 

感想

最初、前半部分の

「恋」のパートだけを読んだときは、

感情の変化を描いたシンプルな

恋愛小説かと思いました。

 

ただそこは辻村深月さん、

そんなわけはありませんでした。

 

「友情」パートでは、

留利絵を主観とし、

友人視点で見た蘭花と茂実の恋愛、

それに対する

留利絵の感情が描かれています。

これがただのドロドロした恋愛小説に

女友達の妄執という新たな要素を加え、

より奥深い作品になっています。

 

登場人物の感情をうまく描くのは

辻村深月さんの得意な作風ですが、

今回は、他の作品より

少しダークの内容になっています。

 

そこに辻村さんらしい

ミステリーの要素が加わり、

物語は衝撃的なラストを迎えます。

 

全く想像もつかなかったエンディング。

ぜひ皆さんに味わっていただきたいです!

 

こんな方にオススメ

 

  • 小説は休みなどに一気に読み進めたい
  • いつもと違ったミステリー小説が読みたい
  • 辻村深月さんの作品が好き
  • 昼ドラが好き

 

少しでも気になった方、一度読んでみてください!

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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